海苔へのこだわり

今回インターネットを通じて「うまい海苔を食べたい・欲しい」という皆様に、私も「食べて頂きたい・買って頂きたい」と強い信念でホームページを作成いたしました。

現在、寿司屋さんを中心に業務用として海苔だけの小さな専門店で営業しております。当店の海苔をご紹介する前に、私の海苔に対するこだわり、そして皆様に海苔という物を少し知って頂きたいと思います。

本来、海苔は天然で今も育っています。
それを養殖という技術でほぼ100%生産されています。
しかし、海苔は自然条件・環境(水温・比重・栄養塩)に100%影響を受ける商品でもあります。

しかも、海苔の種の種類が数多く存在するという事です(米に種類が有るのと同じように思って下さい。)大きく分けますと約四種類になると言われています。アサクサ系・スサビ系・ウップルイ系・丸葉系ですがこれらの系列の中に14〜15種類有ると言われています。これらの種類の多さが、海苔の特徴、味の違いに大きくかかわってきます。

毎年10月初めの種付から始まり(種が網に付いたかどうかは顕微鏡で確認します)約30日経ちますと、1回目の摘みとり(1番海苔・初摘み海苔)となり又、10日位で2回目摘みとりとなります
(※あくまでも海苔に対する自然条件が良好な場合です)。
そして状態がよければ3回〜6回と続きます(※ただし回数を重ねる度に海苔の葉はおえていき下級品となります)。

1回目の摘みとりまで約2ヶ月位、海苔養殖に携わる方には竹ヒビ立てから始まり、海苔網の展開、網の洗浄、病害への対応、冷凍網としての種網の入庫・・・等数多くの作業と労力が必要です。そして又、最盛期の時は寒さの一番厳しい時期となります。

これだけの作業をして来ても自然環境が適していなければいい海苔は望めません。又、残念ながらいい海苔が取れたとしても、全てが味が良いとは言えませんし、本当にうまい海苔だと言えるのは数が少なくなります。いい海苔の条件とは色が黒い、つやが有る、厚い、葉切れが良く口の中で溶けるという事です。そこで私のこだわりは、プラスうまいという事です。実は私が海苔の加工販売に携わってから35年になりますが、それ以前は有明海で海苔の養殖に従事していました。干拓という国の大きな事業の為、丘に上がり販売の道を選び現在に至っています。お客様に業務店以外に県外から定期的に焼き海苔、味海苔のご注文を頂き、お送りさせて頂いています。

養殖と、販売加工の両方を知った私のこだわりが選んだ焼き海苔、味海苔を是非一度ご賞味下さい。ただし、在庫に限りが有り、新たな仕入で私の納得のいく原料が手に入れる事が出来ない場合は販売は在庫の分限りとさせて頂きますことをご了承下さい。

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